ジューンベリー

バラ科 / 落葉中低木 / 北アメリカ
落葉小高木樹高は5~10m。耐寒性・耐暑性ともに強く容易に栽培できます。
桜に似た小さな白い花を咲かせ、初夏には赤い房なりに実った果実が収穫できます。
また、秋には鮮やかな紅葉も楽しめます。

日照条件 半日陰
耐寒性
耐暑性
受粉樹 不要
繁殖方法 挿木・接木・実生

品種・特性

欧米では一般的な果樹として植えられている。
1cm弱の小果ですが、甘くて美味しい果実が房なりに付く。
桜に似た白花で、紅葉も楽しめ大変丈夫で育てよい果樹です。
日当たりの良い乾燥し易い場所では生育がよくありません。
半日陰で育てるようにします。品種はバレリーナ・ラルマキーなど沢山あります。

剪定・施肥

1年枝の先端2~3芽が混合花芽になり、翌春に混合花芽から伸びる新梢の基部に花房をつける。樹形は、株立ちか主幹形に仕立てる。
株立ちに仕立てる場合は、株元から出るシュートを3本ほど残し切り取る。
残したシュートを1/3ほど切り戻す。
3年ほどで実付きが悪くなるので、切り戻して生育の良い枝を出させる。

主幹形に作る場合は、根元から出るシュートをそのつど切り取ります。
樹高を高くする場合は主幹仕立てにする。

3月始めと収穫後に速効性肥料を与え、冬に有機質肥料を施用する事。

結実管理

自家結実性ですが、梅雨時期に開花する為、鉢植では筆等で花の中をゆすってあげると、結実が良くなります。摘花・摘果は必要ありません。

収穫・利用法

5月下旬から6月にかけて赤く熟し始め、柔らかくなった果実から順に収穫します。

日持ちが良くないので、収穫後すぐに生食するか、ジャム等に加工します。