キントラノオ科/ 常緑低木 / 南アメリカ・西インド諸島
ビタミンCの含有量が多く「ビタミンCの宝庫」、サクランボに似た赤い果実で、酸味がある。香りは少ない。15℃以上を維持できれば、年間3回程度収穫できる。
日照条件 | 日向 |
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耐寒性 | 弱(最低温度5℃まで) |
耐暑性 | 25~30℃ |
受粉樹 | 不要 |
繁殖方法 | 挿木・接木・実生 |
栽培管理
10号以上の鉢に、排水の良い培養土で植え込む。
最低温度が15℃以上の間は屋外に置き、気温が下がれば室内の暖かい場所で管理する。
夏の水遣りは朝晩たっぷりと与える。
気温が下がり始めたら徐々に回数を減らし、15℃以下の間はやや乾燥気味にする。
春から夏にかけて、カイガラムシ・アブラムシが発生するので、防除必用。
短果枝に多く着果するので、収穫後に込みすぎた枝を間引き、徒長枝の切り戻しを行う。
春から秋口にかけて3~4回有機質肥料を与える。
結実管理
花は両性花で自家受粉します。訪花昆虫が少ない場合は、人工授粉が必要。
摘花・摘果は必要ありません。
収穫・利用法
赤く色づけば収穫。果実は傷み易く、常温では2~3日で腐敗します。
すぐに食べない場合は、冷蔵庫で保存します。
生食・ジャム・ジュース・ゼリー・シャーベットに。