日陰でも育つ木

シャシャンボ(ツツジ科 スノキ属)

シャシャンボ

目に良いとされる「アントシアニン」をブルーベリーより多く含み、栽培も容易で育てやすい木です。
新芽は赤く綺麗で、樹形も整い易いので、庭木としての利用にもお勧め。

常緑低木 1~4m
自生地 関東南部以西・四国・九州
日照条件 日なた又は半日陰
耐寒性 普通
耐暑性 強い
受粉樹 必要
繁殖方法 挿木・実生

植え方について

ポットをはずして、深植えにならないように盛り上げて植えてください。
ピートモス・バーク堆肥を加えやわらかく排水・保水性の良い土に植える事。
風等で根元が揺れないように、支柱をする事。
酸性土壌を好むので、ピートモス・鹿沼土等を多めに使用する。
アルカリ系肥料は土に入れないようにすること。

場所と管理

冬北風の強く当たる場所と、夏に西日の強く当たる所は避けて植える。
3月と収穫後に速効性化成肥料又は窒素分を多く含んだ硫安を与える。
冬に有機質肥料を施用する。

病害虫と剪定

特に問題になるような病害虫はありません。
時にミノムシ・イラガ・マメコガネが発生するので、見つけ次第取り除く。
剪定は、」徒長枝を切り戻す程度で、ほとんど必要なし。

新芽の伸びる前後に古葉が変色して落葉することがありますが、新葉との入れ替わりで、自然の生理現象ですのでご理解ください。

収穫と利用法

収穫までの年数が短く、2~3年目から果実が付き収穫できる。
色づけば収穫。
生食するか、ビニール袋に入れて冷蔵します。

 

アセビ(ツツジ科 アセビ属)

サンプルイメージ

日陰でも栽培できるため、庭木はもちろん、都会のビルの隙間等利用用途増えそうです。

常緑低木~小高木 2m~

植え付け管理

水はけがよい土壌に適します。
夏の強い日差しは苦手、午前中は日が当たる半日陰を選んで植えつけます。
日向でも育ちますが、葉焼けで生育が遅れる事があります。
日陰で育てる場合、花数は少なくなります。
葉が傷むので、冬に乾風が当たらない場所を選びます。
極端に乾燥する夏の高温期には、朝か夕方に水やりをします。
鉢植えでは、枝が伸びる春から秋までの間は、十分に水を与えます。
花が終わり、新芽が伸び出す前の3月下旬から4月上旬に、緩効性化成肥料を施します。また、花芽分化が終わり、涼しくなる9月下旬から10月下旬に、春と同様の肥料の半量を施します。

病害虫

病気は特にありません。
害虫はグンバイムシ類、ハマキムシなど
汁液を吸い、葉を白く変色させるグンバイムシや、葉を食害するハマキムシが秋まで発生します。