ナツハゼ

ナツハゼ  (ツツジ科 スノキ属)

落葉中低木 2~3m               特性

自生地   日本・朝鮮・中国    5~6月に淡い黄褐色の鐘形の花を

日照条件  日向~半日陰      咲かせ、後に黒褐色の7~9ミリ

耐寒性   強           の小さな実を付ける

耐暑性   弱           やや酸味があるが食べられる。

受粉樹   必要          樹形も整い良く、お勧めの木です。

繁殖方法  実生          

 

 

植え方について

ポットをはずして、深植えにならないように盛り上げて植えてください。

ピートモス・バーク堆肥を加えやわらかく排水・保水性の良い土に植える事。

風等で根元が揺れないように、支柱をする事。

酸性土壌を好むので、ピートモス・鹿沼土等を多めに使用する。

 

 

場所と管理

基本的に日あたりで管理しますが、夏に西日の強く当たる所は避けて植える。(寒冷遮等で遮光すると良い)

3月と収穫後に速効性化成肥料又は窒素分を多く含んだ硫安を与える。

冬に有機質肥料を施用する。

 

病害虫と剪定

特に問題になるような病害虫はありません。

時にミノムシ・イラガ・マメコガネが発生するので、見つけ次第取り除く。

強い剪定の場合はは基本的に冬の落葉時期に行います。

冬小枝が枯れこむことがあるので、春先新芽が伸びてから新芽の吹かない枝は

切りとるようにします。

その後、夏前にバランスの悪い徒長枝を切り戻すようにする。

株立ちの場合、太くなりすぎた枝は、根元から切り込んで新たに芽を吹かせる事で造り直せます。