マルーラ　

マルーラ(ウルシ科スクレロカリア属)

英名:　Marula
学名:　Sclerocarya birrea
自生地:　キンバリー・南アフリカ自家結実性

雌雄:異株(開花するまで雌雄の判別はできません。)
多年草、常緑高木:3～15m
栽培可能地域:　霜が下りない地域であれば可能

耐寒温度:　0℃
耐暑温度:　40℃

栽培管理
土質は特に選びません。　日当たりが良い場所と、水はけが良い土壌を好みます。

乾燥に強い品種なので、水やりは土の表面が乾いたらあげる程度にしてください。
春～秋にかけて2ヶ月おきに緩効性の肥料を与えてください。
基本的に剪定は、バランスの悪い枝を切り戻す程度。

オスの花は棒状の枝に付きますが、メスの花は葉の付け根に付きます。

利用方法
生食、果実酒として使ってください。　ナッツのような風味の仁(種の中身)も食べられます。　マルーラオイルは仁から採れます。

そのまま食べることも多いですが、リキュールの原料としての用途が最も有名です。　マルーラで作ったリキュール「アマルーラ」は、世界中で利用されています。　また、アフリカの現地ではもっとシンプルに発酵させ、ビール風のアルコール飲料を作っています。
食品以外で重要なのが、オイルとしての用途です。　マルーラの仁から採ったオイルは、スキンケア用などで広く利用されています。