農薬について

当園では、できる限り低農薬を心がけています。
以前は月に一度程度農薬を使用していましたが、木酢液とキトサンを使用することで殺虫剤は年に二回、それもかなりの低濃度での散布で乗り切っています。
殺菌剤は、3年前からほとんど使っていません。キトサンを月に一度散布することで、今年のような天候不順の年でも今のところ病気らしき物は出ていないようです。
少ない本数であれば、ほとんど農薬を使わずに管理できると思います。

木酢液

それ自体には殺虫効果は無いようですが、退避効果で土壌の有害菌を減らし、有効菌を増やす効果があるようです。
葉面散布の場合、最初は500倍以上で試してみて下さい。
土壌に潅水するには、50倍程度での使用で効果があるようです。

キトサン

病気の予防という点では、キトサンの方がはっきりとした効果があるようです。
葉面散布は150倍~200倍程度での使用をお勧めします。

牛乳

新芽の先についたアブラムシ等は、霧吹きで直接吹きかければ、効果があります。

ちょっとした使用法の違いで、結果は違ってきますので少しずつ試してみてください。