管理について
庭に植える場合
ポットを外して植えてください。ビニールやプラスチックの場合は、そのまま抜いてもらえばよいですが、不織布の容器の場合は、カッターナイフなどでサイドに何箇所か切り込みを入れてゆっくり丁寧にはがしてください。
植え込みの穴は鉢の直径の2倍ぐらいの幅に堀り、バーク堆肥や腐葉土などを土に混ぜ、浅めに植えてください。
直接堆肥などが根に触れないようにご注意下さい。
そして、風などで根元が揺れないように、杭等でしっかり固定してください。
結ぶ紐はビニールは木の成長とともに食い込んだりしますので、麻縄等で結わえてください。
最初に水はたっぷりあげて、あとは土の表面が乾いた状態になれば少しあげる程度で、かわいがりすぎて水をあげすぎないように注意してください。
ベランダや屋上で楽しむには
容器で育てる場合は、樹形と根をコンパクトに育てることが大切。
お届けする木を、ご家庭で育てるにはひとまわり大きい容器へ植え替えて下さい。
木の種類や管理の仕方によって変わりますが、高さ1m前後であれば、直径25cm~30cmの容器へ、1.5m前後であれば35cm~40cm程度の容器に植えると水の管理や樹勢の点でも楽でしょう。
もちろん小さい鉢で育てる事は可能ですが、剪定・管理はその分必要になります。
容器の種類ですが、通気性の良さから素焼きが良いといわれています。
最近ではプラスチックの容器も根の発育に良い工夫がされた大変良いものができています。
果樹等にはこちらを、お勧めします。
土は市販の培養土で構いませんが、有機質を含んだ排水・保水性の良い土を選んでください。
鉢の底には、鉢底石を入れましょう。排水をよくするためです。
特に大きいサイズの容器を使用する場合は必ず入れてください。
水は気温の高い時は朝晩たっぷり与え、気温の低下とともにひかえ、冬は乾燥気味にして越冬させます。
追肥は4~9月の間、窒素・リン酸・カルシウムを含んだ有機質肥料を与える。
土の選び方について
容器で育てる場合、土選びはかなり重要なことです。
まず、適度の保水性があり、水はけの良いこと、木に合った酸度であること。とはいってもその家の管理や環境によってかなり変化します。
ホームセンター等で扱っている培養土も、かなり研究されて良い物が出回っているようですが、それぞれの特性を参考に、ご自分でいろいろ試してみるのも、また楽しいものですよ。
基本用土
| 鹿沼土 |
軽石土で黄灰色の酸性土で通気・保水性ともに優れる。 保肥性劣る。 PH 5.75 |
|---|---|
| 赤玉土 |
赤色の弱酸性土で通気・保水・保肥性ともに優れる。 PH 6.25 |
| 川砂 |
水はけが良く通気性に優れる。保肥性無し。 PH 6.5前後 |
中性用土
| パーライト |
黒曜石等を焼いた物で、通性に富み保水性もある。 保肥性無し。 PH 7.0 |
|---|---|
| 赤玉土 |
蛭石を焼いた物で、保水・保肥性良通気性劣る。 PH 7.0 |
| 川砂 |
火山噴火砂礫で、軽く通気性に優れる。保肥性無し。 PH 7.0 |
土壌改良用土等
| 腐葉土 |
落ち葉を堆積化した物で、通気・保水性良。 PH 6.0前後 |
|---|---|
| ピートモス |
寒冷地の水苔が堆積したもので、保水・通気性ともに良。 PH 4.0前後 (PHの値は絶対値ではなくある程度の範囲があります) |
用土の配合例
| 保水 | 保肥性のある土=赤玉土6:砂礫1:腐葉土3 |
|---|---|
| 料もちの良い土 | 赤玉土5:鹿沼土2:砂礫1:腐葉土2 |
| 水はけの良い土 | 鹿沼土5:砂礫3:腐葉土2 |
| 酸性を好む木の場合 |
赤玉土3:鹿沼土3:ピートモス3:砂礫1 PH調整はピートモスの加減で調整) |
農薬について
当園では、できる限り低農薬を心がけています。
以前は月に一度程度農薬を使用していましたが、木酢液とキトサンを使用することで殺虫剤は年に二回、それもかなりの低濃度での散布で乗り切っています。
殺菌剤は、3年前からほとんど使っていません。キトサンを月に一度散布することで、今年のような天候不順の年でも今のところ病気らしき物は出ていないようです。
少ない本数であれば、ほとんど農薬を使わずに管理できると思います。
木酢液
それ自体には殺虫効果は無いようですが、退避効果で土壌の有害菌を減らし、有効菌を増やす効果があるようです。
葉面散布の場合、最初は500倍以上で試してみて下さい。
土壌に潅水するには、50倍程度での使用で効果があるようです。
キトサン
病気の予防という点では、キトサンの方がはっきりとした効果があるようです。
葉面散布は150倍~200倍程度での使用をお勧めします。
牛乳
新芽の先についたアブラムシ等は、霧吹きで直接吹きかければ、効果があります。
ちょっとした使用法の違いで、結果は違ってきますので少しずつ試してみてください。


















